KDDIの志望動機に、より深みを持たせるために、企業研究に加えて、事前にしっかりと「業界研究」をしておきましょう。個々の会社についての研究は、採用セミナーでもらえる会社案内を読んだり、各社のホーム―ページに掲載されている最新の有価証券報告書などを読めば理解は深まるでしょう。特に企業の開催する会社説明会等には積極的に参加して、「足」で情報を稼いで下さい。また、KDDI光(auひかり)やブロードバンドインターネットサービス、レンタルサーバーのCPI、ホスティング、クラウドサービスや法人向けIoT(あらゆる機器がネットにつながる)サービス、ICTソリューションなど、モバイル以外に会社が提供しているサービスについて調べておくことも大切です。一歩踏み込んで、傘下のケーブルテレビ最大手JCOMについても調べておけば完璧でしょう。
踏み込んだ業界研究には、以下のサイトや本がお勧めです。
個人運営のホームページサイトですが、携帯電話の変遷史がとても分かりやすくまとめられています。日本の携帯電話のブランド変遷の歴史は本当にややこしくて、KDDI社員でも良く分かっていない(もしくは勘違いしている)人はたくさんいますが、これを読めばスッキリするこは間違いありません。通信業界を志望していない人でも面白く読めるサイトだと思いますので、是非一読してみてください。
今までの通信の歴史を振り返りつつも、最新の通信業界の動向や今後の見通しについて余すところなく記載されています。データや用語の解説も豊富でわかりやすく、通信業界の研究には必須の一冊ではないでしょうか。特にKDDIと聞いて
auとかmobileといった単語しか思い浮かばないような学生さんは絶対に事前に読んでおきましょう。
中野明
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様々な業界を俯瞰してみることができ、通信業界も一目で分かるように書かれています。就職活動をするのであれば、とりあえず買っておきたい1冊だと思います。深く掘り下げて調べたい場合の「オススメ情報源」もなかなか役に立ちます。