KDDI社員の年収モデル

KDDI年収



・KDDIの年収モデルケース

気になるお金の話ですが、KDDIの年収の年齢別・役職別のモデルケースは下記の通りです。(大卒・正社員の場合)

25歳 (役職なし) 400万円

30歳 主任    500万円前後

35歳 課長補佐 700万円~900万円


40歳 課長    1000万円以上

出世のタイミングは年功序列に近いため、大半の同期入社社員が30歳前後で主任に昇進し、順当に主任→課長補佐→課長(管理職)へとステップアップすれば30歳から40歳の間に急激に年収が上昇するのが特徴です。(10年で500万円以上アップする!)

主任と課長補佐に関しては年功によるベースアップや残業時間の多寡により金額が上下するため、残業時間が多ければ課長補佐(管理職の一歩手前)で900万円近くまで貰っている社員はザラにいます。なお、この給与水準は上場企業の中でもトップクラスで、かなり恵まれた年収を得ていると言えるでしょう。

後述の通り、ほとんどの社員が課長補佐まで出世し、その後もベースアップで年々賃金は増えて行くため、非管理職であっても、中堅上場企業の部長クラス並の年収(900万円前後)を得ることができます。これはKDDIに入社する上で、かなり重要なポイントになるので覚えておいて下さい。また、最初の管理職である課長に昇進すれば、軽く年収1000万円を超え、グループリーダーで年収1200万円になるというのが社内の共通認識です。私は会社員が年収1000万円ももらえたら十分だと思っているので、それ以上については詳しく調べませんでしたが、聞くところでは、役員で2000万円以上という噂です。

・報酬制度の特徴

話を戻しますが、「課長補佐、年収900万円」と聞いても学生さんはピンと来ないと思います。

では、900万円という金額は年収として多いのでしょうか、少ないのでしょうか。なお、給料のイメージとしては、月収50万円+ボーナス(賞与)120万円くらいになります。

まず、上場企業の中でも年収が低いと言われる業界や会社では、部長クラスですら年収は900万円もありません。そもそも年収1000万円以上の労働者が日本全体の4%という統計情報があります。こうした事実から、誰でも課長補佐まで昇進できる(年収900万円が約束されている)というKDDIが、いかに恵まれた報酬制度なのかということは容易に理解できると思います。

また、こうした平均報酬の高さは、KDDIに限らず、規制産業(参入障壁の高さから実質的な規制産業になっているケースも含む)で強く見られる傾向ですので、就職活動中の学生さんは一度調べてみると良いと思います。