昇進関係

KDDI昇進


まだKDDIに入社するかどうかも分からない学生さんにとっては出世などあまり興味がないと思いますが、入社すると途端に興味が湧くテーマが、この昇進関係です。

まず、KDDIでは中途採用者や女性社員(一般的に昇進に不利と言われています)であっても、管理職の一歩手前である「課長補佐」には誰でも昇進できます。一方で、管理職である課長には全員がなれるわけではなく、なれない人はずっと「課長補佐」で留まっています。KDDIで課長職になれば年収は1000万円を超えると言われていますが、それだけに門は狭く、順調に出世している社員であっても40代前半でやっと課長試験を突破できる人が多いようです。

課長の上である部長まで昇進することはかなり難しく、その更に上の理事(役員の一歩手前)や執行役員、取締役といた役員になるには実力だけではなく「運」も必要であると聞きます。昇進のスピードは原則年功序列であるものの、最近では若手30代の抜擢人事も行われています。

評価制度では、目標評価制度が導入されており、昇進はポイント制。周りの社員に聞く限り、フィードバックされた評価に関しては総じて納得している人が多いです。変な評価はされにくいでしょう。昇進では、総じて理系・技術系の社員が優遇される傾向にあり、文系社員はやや不利です。法人営業などは、理系出身者でもできますからね。

また最近では「グローバル戦略」が全社的な課題として掲げられているため、英語力が重視されてきており、課長昇進にはTOEICの点数が課されます。英語を勉強しておくに越したことはないでしょう。また、英語が得意な学生さんは面接でアピールすれば得点が高いと思います。

KDDIでは、選抜採用は行われていないため、原則として誰もが社長をはじめとした役員になるチャンスがあります。上に行けばいくほど狭き門になっていきますが、上級役職には努力に見合った権限と待遇が与えられます。上を目指して頑張って行きましょう。